自転車のルールを守りましょう
世界中の多くの国で自転車は一般的な乗り物です。しかし、道路交通法は国によって違います。日本でも自転車に乗る人が多いので、日本人だけでなく外国人も道路交通法を厳守しなければなりません。ルール違反をすると罰則が科せられる場合があります。
自転車は、道路交通法上は「軽車両」となります。自転車は幼児から高齢者まで幅広い世代が利用する便利な乗り物です。しかし、ルールを無視した危険な運転による交通事故も発生しています。
ここでは、自転車を安全に利用するために皆さんに守っていただきたいルールとマナーをご紹介します。
自転車安全利用規則
1.自転車は、車道が原則、歩道は例外
道路交通法上、自転車は軽車両と位置付けられています。したがって歩道と車道の区別があるところでは車道を通行するのが原則です。
2. 車道は左側を通行
自転車は、車道の左側に寄って通行しなければなりません。右側通行は禁止されています。
3.歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行
歩道は歩行者優先です。歩道の車道寄りの部分、又は、道路標識等により通行すべき部分が指定されている場合はその部分を徐行して通行すること。
また、歩行者の通行を妨げるような場合は、一時停止して歩行者の通行を妨げないようにすること。
4. 安全ルールを守る
信号を守る、夜間はライトを点灯する、飲酒運転禁止、2人乗りは禁止、並進は禁止等…
5. 子どもはヘルメットを着用
幼児を幼児用座席に乗せるときや幼児・児童が自転車を運転するときは、幼児・児童に乗車用ヘルメットが必要です。
違反行為について
危ない運転やめましょう(違反行為なので禁止です!)
- 2人乗り運転(※ただし、16才以上の運転者が幼児用座席に6才未満の幼児を乗車させることはできます。)
- スマホ/携帯電話使いながら運転
- 傘さし運転
- イヤホン/ヘッドホンで音楽聞きながら運転
- 夜間の無灯火運転
- 並進通行
- 酒気帯び運転
自転車関連事故件数の推移
警察庁の統計によると、2018年中の自転車関連事故の件数は、85,641件で前年より4,766件減少しました。
自転車関連事故の件数は減少傾向にありますが、全交通事故に占める構成比は約20%前後で横ばい傾向が続いており、
2018年は構成比が前年と比較して増加しました。
出典:警視庁WEBサイト(://www.npa.go.jp/bureau/traffic/bicycle/info.html)
これまで知らなくてもこの機会にルールを覚えておきましょう。
交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣付けて交通意識の普及とともに、交通事故の防止を徹底していきましょう。
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