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謙譲語、尊敬語、丁寧語の意味と違い

  • 2019.11.07

謙譲語、尊敬語、丁寧語について


握手日本語が難しいと言われる要素に「敬語の表現」があります。その場に応じていろいろな表現を使いわけなければならず、日本人でも敬語がわからない人が多いと言われています。
はじめて日本語を勉強する外国人の場合、敬語がわからなくて混乱する人が多いと思います。
簡単な説明ではございますが、是非最後までご覧ください。
敬語には、「尊敬語」、「丁寧語」、「謙譲語」があります。
「尊敬語」、「丁寧語」、「謙譲語」は何が違い、どうのように使い分けるのでしょうか。

簡単にご説明すると下記のようになります;
 
「尊敬語」:相手方を高める表現、敬意を表す表現

「謙譲語」:自分側を低くすることで相手方を高める表現

「丁寧語」:丁寧な気持ちの直接的表現(相手方を高めることはない)

 


尊敬語とは

「尊敬語」は、相手の動作や状態を、自分の上位に置くように表現する語法です。日本では自分より目上の人、例えば顧客、上司などに対して使う言葉です。

尊敬語の例;
1.「見る」の場合、「ご覧になる」と言います。

具体的には、お客様や目上の人に対して「資料をご覧ください」、「今朝のニュースをご覧になりましたか?」のように使います。

2.「食べる」は「召し上がる」と言います。

3.「行く」、「来る」は「いらっしゃる」と言います。

尊敬語は、文字通り相手への尊敬を表す表現です。「謙譲語」と異なり、相手の動作や状態を直接持ち上げる表現です。その為、尊敬語の対象は自分ではなく相手の動作になります。

 

謙譲語とは

「謙譲語」は敬語の一種で、へりくだった言い方をして相手への敬意を表します。
「へりくだる」とは「自分を控えめにして相手をたてる」ことです。
謙譲語の対象になるのは、自分の動作や状態などについてです。

謙譲語の例;
1.「見る」の謙譲語は「拝見する」

2.「言う」は「申す」や「申し上げる」などのように使います。

3.「行く」は「参る」や「伺う」などのように使います。

尊敬語は相手の動作が対象でしたが、謙譲語では自分の動作が対象となります。

目上の人に対して失礼にならないように謙譲語を正しく使うことが大切です。

 


丁寧語とは

「丁寧語」も敬語の一種です。話している者が相手に対し、直接敬意を表す語法を言います。丁寧な表現で相手に敬意を払い、尊敬の気持ちを表現します。

丁寧語の例;
1.このスマホは田中さんの物。(だの丁寧語)

2.お飲み物はあちらのテーブルにございます。(あるの丁寧語)

3.飲み物 (飲み物の丁寧語)

丁寧語の場合は、主に語尾の変化で表されるのが特徴です。これは言葉自体が変化することのある「尊敬語」や「謙譲語」と大きく異なる点です。

丁寧語も敬語の一種ですが、身内以外の目上の方や顧客などに対しては丁寧語より尊敬語を使うことが好ましいです。

 

コミュニケーション上手になるため


GOODお互いに気持ちよくコミュニケーションを取ることができると、人間関係が円滑になります。
言葉遣いは、気遣いと同様にとても重要です。
敬語を正しく使える人は、好感度が上がり好印象をもってもらえることが想像出来ます。
相手への思いやりは言葉遣いにも表れます。
たくさんの言葉に触れて、言葉を磨いていきましょう。

 
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​今後も様々なトピックスを増やしていく予定です。Stay Workerは外国人材の皆様にとって日本で役に立つ情報をご案内していきます。ぜひ定期的にご覧ください。


 
 

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