・仕事の内容
仕事の内容が自身の認識と一致しているかを再度確認しましょう。同じ仕事をしている社員の一日のスケジュールを聞いたりしてみるとイメージが広がりやすいです。
・休日
求人でよく目にする休日の表記は言葉が似ていますが内容が異なります。
週休制:1週間のうち1日が休日として定められており、毎週1回は必ず休みがあります。
週休二日制:1か月の中で1週以上、週に2日以上の休みを取得でき、最低でも月に5日以上の休みがあります。
完全週休二日制:毎週2日以上の休日が定められており、曜日の指定があるものとないものがあります。
・賃金
時給が最低賃金を下回っていないか、正社員の場合は月額の給与を時給に換算して確認してみましょう。
最低賃金は働く場所によって異なりますので厚生労働省地域別最低賃金の全国一覧でご確認ください。
・福利厚生/手当
複数の会社で迷っている人は、勤務先選びの参考に福利厚生や手当の有無を確認しましょう。
福利厚生:福利厚生とは、会社に努める人たちが受ける事のできる非金銭的な報酬です。アルバイトと正社員で内容が異なる場合がありますが、基本的には全ての従業員に適用されます。会社によって福利厚生の内容は異なり、働く店舗の商品が安く買えたり、飲食店などでは賄いが出る場合があります。
手当:手当とは特定の条件に当てはまる社員を対象にして支給されるものです。法律で定められているものでは、残業手当や休日出勤手当があります。企業独自で設けているものは住宅手当、家族手当、通勤手当などがあり、これらは義務ではないため、企業によって内容が異なります。
・社会保険加入状況
正社員の場合、社会保険への加入が義務付けられていますが条件次第でアルバイトも適用されます。社会保険の適用事業所であるかどうかも確認しておくと良いでしょう。
雇用保険:失業や雇用維持に関する保障です。
31日以上の雇用の見込みがあり、1週間の所定労働時間が20時間の場合加入できます。
労災保険:勤務中、通勤中に怪我をしてしまった際の保障です。
31日以上の雇用の見込みがあり、1週間の所定労働時間が20時間の場合加入できます。
健康保険:病院などで治療を受けた際の医療費の保障です。
常勤は全員加入、アルバイトは時間と雇用期間の条件次第で適用されます。
厚生年金:会社に勤務する人が加入する、老後の備えです。
常勤は全員加入、アルバイトは時間と雇用期間の条件次第で適用されます。(外国人の場合、出国時に脱退一時金としてて受給できます。)