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【転職に対する考え方】日本と海外ではどう違う?

  • 2022.02.15

ひとつ前の記事で、特定技能1号で転職をする際の注意点ちゅういてんやリスクについてご紹介いたしましたが、今回はその続編ぞくへんです。
転職にたいする考え方は、国によってさまざまですが、なかでも日本は転職に対してネガティブな印象いんしょうが強い国です。海外では、キャリアアップやスキルアップのために転職をすることにマイナスの印象いんしょうは少なく、ぎゃく一般的いっぱんてきなことととらえられます。そのため、転職回数てんしょくかいすうが多くても転職時に不利ふりになるという考えはあまり持っていません。
それでは、なぜ日本は転職に対してネガティブな印象いんしょうを持ってしまうのでしょうか。
今回は、「日本と海外の転職に対する考え方のちがい」についてご紹介いたします。

 


ネガティブなイメージが強いのは、日本ならではの風潮ふうちょう関係かんけいしていた

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<span style=日本には「終身雇用制度しゅうしんこようせいど」といわれる制度せいどがあります。
これは、会社が倒産とうさんなどしないかぎり、定年ていねん(65歳)をむかえるまで同じ会社で働き続けることができる、という制度せいどです。つまり、解雇かいこされる心配をしなくていい、ということになります。
この制度せいどのはじまりは、戦争中せんそうちゅう時代背景じだいはいけいがからんでいます。
戦争中せんそうちゅうは働き手である成年せいねん男性が徴兵ちょうへいされ、人手不足が深刻しんこくでした。そのため、国がかぎられた労働力ろうどうりょくをどのように使うかを考え、管理かんりするようになりました。そして戦争が終わると、この風潮ふうちょう根付ねづき、定着ていちゃくしていった結果が「終身雇用制度しゅうしんこようせいど」です。ですが、近年きんねん業績ぎょうせきに苦しむ企業も多く、社員を終身雇用しゅうしんこようし続けるのは難しくなったことから、転職することは一般的いっぱんてきと考えられるようになりました。
 

日本人の転職回数てんしょくかいすうに対するイメージ

先にご紹介したとおり、「終身雇用制度しゅうしんこようせいど」が定着ていちゃくしていたことから、日本人は、「ひとつの会社で長くつとめること=優秀ゆうしゅう」という考え方でした。
そのため、転職を何度もり返していると、「忍耐力にんたいりょくがない」や「やりたいことがさだまっていない不安定ふあんていな人」といった印象いんしょうを持たれてしまいがちです。業界ぎょうかいや企業によって着目ちゃくもくポイントはさまざまなので、一概いちがいには言えませんが、20代の場合、転職が3回以上、30代の場合、転職が4回以上だと、採用担当さいようたんとうの方が気にめてしまうポイントとなる場合があります。ですので、母国ぼこくとまったく同じ感覚かんかくで日本でも転職をすると、思わぬマイナスポイントとなってしまうことがあるので、転職は慎重しんちょうに行うようにしましょう。

 

まとめ

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<span style=いかがでしたでしょうか?
転職をポジティブに考える国も多いなか、日本はまだまだネガティブなイメージが根強ねづよくなっています。とはいえ、キャリアアップやスキルアップのために転職を考える方が多くいるのも事実じじつです。
大事なことは、転職理由を聞かれたときに、しっかりと自分の言葉で説明ができることです!そしてその理由が前向きなものであるとなおいいです!
今回は「日本と海外の転職に対する考え方のちがい」についてご紹介いたしました!

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