日本ではたらくとき、あるいは、はたらいているときに、
聞き慣《な》れないことばを耳にしたことはありませんか？
制度《せいど》に関《かん》することばや、漢字《かんじ》が多く使われていてわかりづらいことばがたくさんあると思います。
今回はそういったことばの中からいくつかピックアップし、
例文《れいぶん》とともにご紹介いたします！
みなさまの生活のなかで少しでも参考《さんこう》となればうれしいです。

※この記事は厚生労働省のホームページを参考に作成しています
詳しくは以下リンクからもご確認いただけます。
雇用管理に役立つ多言語用語集｜厚生労働省ホームページ

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「採用《さいよう》」に関《かん》することば

・住民票記載事項証明書
（じゅうみんひょうきさいじこうしょうめいしょ）
―住民票《じゅうみんひょう》に書いてあることが正しいことを証明《しょうめい》する書類《しょるい》のこと。これは役所《やくしょ》が発行《はっこう》します。
会社ではたらくことが決まると、あなたの住んでいるところを確認《かくにん》するために、この証明書《しょうめいしょ》の提出《ていしゅつ》を求《もと》められることがあります。
 
―例文
この会社に入社するときは、住民票記載事項証明書《じゅうみんひょうきさいじこうしょうめいしょ》が必要《ひつよう》です。
役所《やくしょ》に行って、この証明書《しょうめいしょ》をもらってきてください。
 
・試用期間（しようきかん）
―試《ため》しにはたらいてもらう期間《きかん》のこと
会社に入社することが決まると、試用期間《しようきかん》を設《もう》けられることがあります。
（会社によっては試用期間《しようきかん》がないこともあります）
試用期間《しようきかん》は3～6か月間が一般的《いっぱんてき》で、この期間《きかん》でなにも問題《もんだい》がなければ、正社員契約《せいしゃいんけいやく》をします。
 
―例文
あなたは〇月〇日～〇月〇日までの試用期間《しようきかん》があります。この期間《きかん》で、会社とあなたのお互《たが》いが、ここではたらくことができるかを判断《はんだん》します。
 
・労働条件（ろうどうじょうけん）
―はたらくときの条件《じょうけん》のこと
労働条件《ろうどうじょうけん》とは、会社ではたらくときのお給料《きゅうりょう》、休みの日、仕事の時間などについてです。
この条件《じょうけん》は、会社ではたらく前に、労働条件通知書《ろうどうじょうけんつうちしょ》であなたにお知らせされます。
 
―例文
会社から労働条件通知書《ろうどうじょうけんつうちしょ》を送りました。内容を確認《かくにん》して、問題《もんだい》がなければあなたのサインをして送《おく》り返《かえ》してください。
 
・就業場所（しゅうぎょうばしょ）
―はたらく場所《ばしょ》のこと
 
―例文
あなたの就業場所《しゅうぎょうばしょ》は、東京です。
 
・中途採用（ちゅうとさいよう）
―ほかの会社ではたらいていた人を雇《やと》うこと。
中途採用《ちゅうとさいよう》以外に新卒採用《しんそつさいよう》ということばがあります。新卒採用《しんそつさいよう》とは、大学《だいがく》や短期大学《たんきだいがく》、専門学校《せんもんがっこう》や高等学校《こうとうがっこう》を卒業《そつぎょう》して、はじめて会社ではたらき始《はじ》める人を採用《さいよう》することです。
 
―例文
今年あたらしく入社した社員《しゃいん》は、新卒採用《しんそつさいよう》で2名、中途採用《ちゅうとさいよう》で2名の合計4名です。
 

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まとめ

今回は「採用《さいよう》」に関《かん》することばをご紹介いたしました。
日本ではたらくために必要《ひつよう》なことばには、漢字《かんじ》が多く、意味《いみ》を調《しら》べなければわからないようなことばが多く存在《そんざい》しています。
今後《こんご》も様々《さまざま》なケースで使用することばをご紹介していきます！
 

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