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最近(さいきん)になり、以下(いか)に挙(あ)げた多(おお)くのものがセットになった非常用(ひじょうよう)持(も)ち出(だ)しバッグが販売(はんばい)されています。1つ1つ自分(じぶん)で揃(そろ)えるよりも、簡単(かんたん)に備(そな)えることができます。
・非常食(ひじょうしょく)
・飲料水(いんりょうすい)
・モバイルバッテリー
・防災(ぼうさい)ずきんかヘルメット
・懐中電灯(かいちゅうでんとう)
・ホイッスル
・万能(ばんのう)ナイフ
・ロウソク、マッチ
・使(つか)い捨(す)てカイロ
・マスク
・ビニール袋(ぶくろ)
・毛布(もうふ)
・軍手(ぐんて)
・スリッパ
・雨具(あまぐ)
・簡易(かんい)トイレ
・救急(きゅうきゅう)セット
・常備薬(じょうびやく)
・タオル
・本人確認書類(ほんにんかくにんしょるい)のコピー
・ウェットティッシュ など
衛生面(えいせいめん)でいうと、簡易(かんい)トイレは必(かなら)ず必要(ひつよう)なものです。断水(だんすい)になるとトイレも流(なが)せなくなってしまいますので準備(じゅんび)しておきたいですね。また、災害時(さいがいじ)は、新型(しんがた)コロナウイルスの感染拡大時(かんせんかくだいじ)のようにマスクが手(て)に入(はい)りにくくなる可能性(かのうせい)もあります。あわせて用意(ようい)しておきましょう。
食料(しょくりょう)や飲料水(いんりょうすい)は最低(さいてい)でも3日分(かぶん)、余裕(よゆう)を持(も)って1週間分(しゅうかんぶん)があると安心(あんしん)です。
バッグの種類(しゅるい)は、リュックサックだと両手(りょうて)が空(あ)くので便利(べんり)です。
たくさんの人(ひと)と集団生活(しゅうだんせいかつ)を行(おこな)う避難所(ひなんじょ)では、室内(しつない)の温度(おんど)が高(たか)くなりやすく、また、十分(じゅうぶん)な空調設備(くうちょうせつび)が整(ととの)っていないことも。その結果(けっか)、室内(しつない)に熱(ねつ)がこもりやすく、熱中症(ねっちゅうしょう)にかかりやすくなります。こういったときに、飲料水(いんりょうすい)やタオルが役(やく)に立(た)ちますね。
・食中毒(しょくちゅうどく)
避難所(ひなんじょ)でもらえる食(た)べ物(もの)や調理器具(ちょうりきぐ)についた細菌(さいきん)が体(からだ)に入(はい)り、食中毒(しょくちゅうどく)になるリスクもあります。こういったときには、常備薬(じょうびやく)が役(やく)に立(た)ちます。予防(よぼう)のためには除菌(じょきん)シートや消毒用(しょうどくよう)のアルコールスプレーなどがあるとより安心(あんしん)ですね。
・エコノミークラス症候群(しょうこうぐん)
動作(どうさ)が少(すく)なく長(なが)い時間(じかん)同(おな)じ姿勢(しせい)でいると足(あし)が圧迫(あっぱく)され、血(ち)の流(なが)れが悪(わる)くなり血(ち)のかたまりができやすくなります。その小(ちい)さな血(ち)のかたまりが肺(はい)の静脈(じょうみゃく)を詰(つ)まらせてしまうことで発症(はっしょう)します。限(かぎ)られたスペースのなかでも適度(てきど)に体(からだ)を動(うご)かすことが大切(たいせつ)です。
災害(さいがい)はいつ、どこで起(お)こるか分(わ)かりません。“備(そな)えあれば憂(うれ)いなし”ということわざがあるように、もしものときに困(こま)らないよう最低限(さいていげん)の備(そな)えはしておきたいですね。
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