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今回は日本人、外国人ともに働きやすい職場を作るために【賃金編➀】について、解説します。
■ 賃金について説明するとき
日本では、手当の意味や税金等の控除のしくみについて理解している人も多く、会社のルールを説明するだけで充分であることも多いです。
一方、外国人社員は、出身国によって雇用慣行や社会制度が異なることから、①基本給と手当の関係が理解できない、②給料から税金などが控除される理由が理解できない、といったことが多く発生します。
トラブルを未然に防ぎ、快適に仕事ができるように、給料の仕組みや控除の理由についてしっかりと理解することは非常に重要です。
賃金(給料)の中にも基本給や諸手当など色々な種類があることを説明しましょう。
資料:外国人社員と働く職場の労務管理に使えるポイント・例文集(厚生労働省)
■ 基本給について説明するとき
労働者の国籍や在留資格にかかわらず、最低賃金法に基づく最低賃金額は適用されます。
外国人だからという理由で、最低賃金よりも低い賃金で働かせることはできません。この最低賃金額は、基本給と諸手当が対象です。
ただし、以下項目は最低賃金には含まれません。
●諸手当の一部(精勤手当、家族手当、通勤手当)
●割増賃金(時間外労働割増賃金、休日労働割増賃金、深夜労働割増賃金)
●臨時に支払われる賃金(結婚手当など)
●1 ヶ月を超える期間ごとに支払われる賃金(賞与など)
日本では、労働者の生活の安定や経済の発展のために、法律で、労働者が必ずもらえる金額が保障されています(最低賃金制度)。
一方、外国では、最低賃金制度が存在しない国もあります。
賃金について説明するときには、国の決まりで必ずもらえる金額が保障されているということを説明しましょう。
また、最低賃金に違反していないかどうか、働く人本人が確認して理解を得てもらうためには、最低賃金の対象に含まれないものについても、併せて説明することが望ましいです。
次回は【賃金編➁】について解説いたします。
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