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2022.08.04
雇用関連
2024.08.29

【賃金編➁】日本人社員、外国人社員ともに働きやすい職場をつくるために

今回は日本人、外国人ともに働きやすい職場を作るために【賃金編➁】について、解説します。

各種手当について説明するとき

【<家族手当>家族がいる人がもらうことができるお金 】
家族手当は、家族を持つ労働者の生活費を補助するという目的があります。
労働者が家族を扶養している場合で、家族手当を支給するときには、「世帯年収(家族の収入)」「家族と同居しているか」「家族の年齢」などの自分の会社の支給条件を明確に伝えることが大切です。
また、結婚や、子どもが生まれたりしたときに、どのような手続きが必要なのかについて、ケースを説明するなどして分かりやすく伝えましょう。
なお、手当と控除の違いをよく理解できていない外国人の場合、「家族手当」と、同じく家族に関する「扶養控除」とを混同している可能性もありますので、注意してください。


【<通勤手当>会社に通うためにお金が必要な人がもらうことができるお金 】
通勤手当を出すことは義務ではありませんが、日本では通勤手当を出す会社が多いです。
一方、諸外国では、通勤手当が出ないこともございます。自分の会社の規程に沿って、以下の点を伝えましょう。
●どの通勤手段まで手当を支給するのか
●支給限度額
●現金支給か、定期券などの現物支給か
また、通勤手当の支給申請時に必要な書類がある時は、なぜ必要なのか、いつまでに必要なのかを伝えましょう。


【<役付手当>会社の中で役職についている人がもらうことができるお金】
役付手当とは、部長、課長、係長など、役職についている人がもらえる手当のことです。
役職についている人は、ついていない社員よりも責任が重く、求められる能力も高いため、その働きの対価としてお金が支払われます。
役付手当がどれだけ支給されるかは会社によって異なるため、自分の会社での手当がもらえる役職ともらえる金額について、表にするなどして分かりやすく説明しましょう。
また、採用時や人事面談などで本人の次のステップとなりそうな役職がすでに共有されている場合は、その手当について確認することも大切です。

今回は各種手当について解説しました。
外国人に説明する際は、母国語ややさしい日本語を使いながら、「なぜ職場のルールがそうなっているのか」という理由や背景も含めて説明し、理解を深めてもらうことが重要です。

厚生労働省ホームページ|外国人雇用対策

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